通訳案内士
2016/09/07
8月3日に東京都産業労働局観光部が発表した資料によると、
タクシードライバーの間では通訳案内士試験のハードルが高いことから、資格取得が進まず、有料でのガイドができない。
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特区制度を活用して、都が行う研修により一定水準以上の資質が確保されたタクシードライバーによる通訳案内ができるようにする。
具体的には、観光英語、東京の観光、旅程管理、救急救命、現場実習に加え、高齢者や障がい者の介助方法等バリアフリー研修などを8日間で56時間の研修終了後面接による資格認定試験を実施して、平成28年度から事業を開始して、32年度までに300人程度育成する予定とのこと。
バリアフリー研修については、ユニバーサルドライバー研修を受講することが条件となりそうです。
東京観光タクシードライバー認定に続き、東京都タクシードライバー通訳案内士の認定においてもユニバーサルドライバー研修の受講が必須となり、UD研修の果たす役割がますます大きくなります。(S)